新旧海外紙幣３０枚『世界貨幣大事典』平木啓一 18000円 1974 硬貨＆紙幣の基礎と解説肖像人物鋳造史材質貨幣変遷と蘊蓄お宝鑑定眼 Yahoo!フリマ（旧）

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商品の説明

昭和４９年（１９７４）に、ジェミニから出版され名著平木啓一
の『世界貨幣大事典』（再版）である。のちに著者は『新世界貨
幣大事典』を出版するがその原書である。情報量は新版の方
が若干長けているが、写真や図版の豊富さでは旧版の本書の
方が充実している。

本書に新旧海外紙幣、中華人民共和国、中華民国、韓国、
英国（軍票）、米国、ブラジル、アルゼンチン、ペルー、ラオス、
ポーランド、ロシア、リトアニア、モザンビーク、インドネシア、
ユーゴスラビア、パラグアイ、マケドニア、ブータン、スーダン、
カザフスタン、ボスニア・ヘルツゴビナ、ルーマニア、カンボジ
アなどの３０枚もお付けしたい！多くの紙幣が「美品」だが、
現地で仕入れた使用感のあるものもある程度含まれている。
貼付写真をとくと御覧頂きたい！一枚で買うと結構高いもの
もあるし、これだけ集めるのは大変である。

【著者紹介】
平木啓一は、昭和１７年（１９４２）に愛知県に生まれた。
慶大法学部在学中から、世界のコインに興味を持ち蒐集と
研究を始めた。大学生の時（１９６２）にアメリカ、翌年には
デンマーク、ドイツ、スイス、イタリア、フランス、イギリスを旅
した。卒業後、彼はッカーミシン（株）就職し、休みを取って
２度アメリカを旅をしている。海外旅を通じて、海外のコイン
商や名のあるコレクターとの友誼を重ねながら、独自のコイン
研究に没頭した。その結果、貨幣専門誌『ボナンザ』に「世界
の大型銀貨入門」の連載を約２年間した。ギリシア・ローマの
古代コインから近現代まで広い範囲のコイン史を網羅し。本書
はその集大成といえる。コインに関する著書が多数あり、当時
は、海外アンティーク・コイン研究の第一人者でもあった。

リッカーミシン退社後、ラオス王国政府軍事顧問、自社ジ
ェミニ代表取締役を６年間ほどした。また外資系会社にも勤務
した後に、国際的なジャーナリストとして活躍することになる。
〝柘植久慶〟のペンネームで、卓越した軍事レポートや経営戦
略に活かせる戦史など、約３００冊を出版した。多数の本を出
版している作家は、ややもすると焼き直しの類似本が多いか、
著者は常に斬新さにあふれる本を出版したオール・ラウンドプ
レヤー的な天才である。

著作には『常勝将軍・立見尚文』（上・下）『アレトゥサの
伝説』『五枚の金貨』『前進か死か』『世界全戦争史』『緑の
地獄』『大災害からの生存術』『緑の地獄』『ネルソン提督』
『ビジネスは戦争と心得よ』『ザグリンベレー』『ロマノフ王
朝の黄金』『詳解戦争論』『グリンベレー流格闘術ザ・ファイ
ティング』『世界の会戦―こう戦えば勝てた』『ローザンヌの
標的』『アウトドアナイフの使い方』『ヒトラーの戦場』『国家
転覆』『直江兼続北国の獅子』『フランス外人部隊』『ゴールド
・ラッシュ』『グーテンベルク聖書奪回作戦』『経済マフィアを
消せ』『最後の海賊船』『コカイン帝国潜入記』『指揮官の人心
統率術』など多数がある。

【本書の解説】
加筆された『新世界貨幣大事典』は、３５００項目ほど網羅さ
れているが、旧版の本書『世界貨幣大事典』は３０００項目と少
ない。『新世界貨幣大事典』は、コインの蘊蓄に特化した学術書
なので写真がなく味気ない。旧版の本書『世界貨幣大事典』は、
大型本でカラーグラビアが３７頁、イラスト・史料写真は６
頁。カラー頁には３５０点の金貨・銀貨・大判、各種稀少コ
インが所収されている。イラスト頁には、古代から中世のコ
インを製造する過程の史料画が１２点、コインを刻む工具６
点が掲載されている。さらに、本文ページにも約６５０点も
の切り抜き写真が掲載。ちなみに、紙幣に関しては、カラー
グラビアの見開きに、米国兌換（銀）紙幣５ドル札、米国兌
換（金）１０ドル札、日本の西南戦争時の軍票・西郷札が所
収されているに過ぎない。

本書のコンテンツ、大きな流れは次のとおりだ。
●著者紹介
●序文
●「世界貨幣大事典の使い方」
●参考文献

【本文・事典解説】Ａ・Ｂ・Ｃ・Ｄのアルフベット順の章立てに、世界の重要
性の高い硬貨を中心に解説してある。基礎知識から、かなり
高度な専門用語、主要諸国の貨幣制度、コインになった英雄
や政治家など３０００項目以上の項目が連ねてある。

【本の状態と発送について】
本の状態は、本体の帯とビニール・カバーはないが、函に
守られて美品に近い古書「上」レベルを保持している。今か
ら５０年以上も前の本としては、すこぶるよい状態だ。発送
はゆうパックかヤマト宅急便で、送料は当方負担で対応した
い。