《源》【即決・送料無料】《初心だし品》僧正憲海よりの拝領品仁和寺僧筆(元文五年筆) 僧・瓢箪鯰図/古箱付

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商品の説明

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《初心だし品》僧正憲海よりの拝領品仁和寺僧筆(元文五年筆) 僧・瓢箪鯰図/古箱付

■商品説明
　　この品は、江戸時代から続く旧家で、
　　地元の世話役をしていた家からの初心だしの品のひとつです。

　　箱書きには、「僧正憲海ヨリ」との墨書きがあり、
　　作品には、「元文五年(1740年)庚申四月　仁和寺清〇〇落款」と書かれている事から、

　　江戸中期の元文五年(1740年)四月に仁和寺の僧の手により、
　　地震を沈め、安寧を願う意匠として、
　　地震鯰とも呼ばれる地震の元である鯰の生気を
　　瓢箪で吸い取る為に僧侶が奮闘している姿が描かれており、
　　当時の天災を恐れる人々の姿が感じられる品であり、
　　後世に於いて、僧・大願(憲海)より拝領したものと思われます。

　　　《　大願(憲海)　》
　　寛政10年(1798)～元治元年(1864)。
　　会津に生まれ、諱を憲海、字を林岳といい、号を無言蔵、後に大願とした。
　　青年期は長谷寺で修学し、高貴寺や高山寺など諸山を巡歴して、
　　経典や図像の書写を行いながら研鑚を積む。
　　悉曇に通じ、河内長栄寺黙住信正に進具して、慈雲飲光の正法律を堅持した。
　　やがて、会津に戻り、八角神社別当亀福院に住したが、
　　後に弟子大成とともに再び京都に入り、山王寺に寄寓の後、
　　六角堂能満院の住持となって、図像の収集と尊像の制作及び施印に専心した。
　　元治元年の兵火で能満院が焼失した年、避難した蓮光院において歿した。
　　彼の弟子大成・宗立らは、大願没後その遺志を継ぎ御室版両部曼荼羅の開版に尽力した。

■紙本・肉筆
■状態
　　時代なりのヤケ・オレ等あり。
■寸法
　　軸寸法／約１６７．０ｃｍ×約２８．５ｃｍ。
　本紙寸法／約　８５．０ｃｍ×約２６．５ｃｍ。
■落款
　　ご覧の様な銘・落款等あり。
■箱
　　書付箱。

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